加藤亮展

加藤亮展

会期:2012年9月14日(金)~30日(日)
オープニングパーティー:9月14日(金)17時~

撮影:加藤 亮

『なにかのためになにかが作られるのか?』

加藤亮 略歴

1978年 愛知県に生まれる
2007年 武蔵野美術大学博士後期課程研究発表展
2008年 群馬県立近代美術館「群馬青年ビエンナーレ2008」
2009年 愛知芸術文化センター「ARTS CHALLENGE2009」
2011年 金沢21世紀美術館「ねんど/やきもの劇場」


~作品作りの手がかり~

我々の住む惑星や恒星は星間ガスや宇宙塵のような靄(もや)の中から誕生すると考えられています。
地球の衛星である月の質量はおよそ地球の0.0123倍 (1/81)。
表面積(3793 万km²)は地球の表面積の7.4%に相当し、
アフリカ大陸とオーストラリア大陸を合わせた面積よりもわずかに小さい。
地球中心から月の中心までの距離(平均)は38 万4,403km。つまりこの場所から月を想うとき、
これほどの距離や時差が生まれ同時にその距離や時差の測れない靄がかかる。
大気圏外に出た宇宙飛行士の地球のレポートを聞いたとき、
その宇宙飛行士と私の間にも靄がかかる。
この距離と時差の間を想うことはその靄から’ 生まれる’ ことを知ることに繋がると考えています。

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