冬の森を思わせる榛の木に雪を添えるようなつもりで南京ハゼを合わせます。寒菊で色味を少しだけ添えて命を灯します。
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茶は、花は控えめですが、葉は美しい常緑の緑です。 木枯らしの吹き始める頃花が咲きます。
一年中見かける菊ですが、秋の花です。照り葉や秋の実と共に生けます。
文様の華やかな器はそれだけで鑑賞すべきで花を無理に生けなくても、、、。ならば器を花に見立てて、植物自体はあくまでも引き立て役に。
風船かずらを釣り花入に生けました。空間にフワリと浮く軽やかさは、夏の暑さを少し忘れさせてくれます。
枝物と草物を組み合わせる時、枝物の足もとに草物をあしらうという概念を捨てて花と向き合う事が肝心です。
口の広い器に生ける時は、口元の姿が特に気になります。 花や枝の先の方ばかりに気を取られていると上手くいきません。
床置きの高さのある細いオブジェのような花器には 自然の造形を切り取ったような形に野の趣きを合わせます。
桜の幹は木肌が美しく様々な材として用いられます。 少し太い枝が用意出来たら生かしていけてみましょう。
白い器、白い花の中に福寿草の黄色。 春の光を感じる色です。
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