2013.2.12

2月の花「雲竜梅」

生けた人:鈴木ひろ子

幹の一部を切り取ったような意匠の鉄製の花入れに雲竜梅を一枝。

 

枝を切る時、一番大事なのは枝ぶりの良いところを選ぶのではなく、
枝ぶりの良いところ以外を棄てるという考え方です。

 

この梅も大きな枝から花器に挿しては、要らないところを棄て、挿しては棄てる…
を繰り返し残ったかたちです。

枝だれ梅ではないので、足元を少しため、枝先をためて…

切り口もわざと残して、雪折れのように…

 

一幅の梅の絵が完成しました。

 

花材:雲竜梅

花器:留守玲「鐡掛花入れ」

鈴木ひろ子

千葉県出身。子供の頃より茶道、いけばなを学ぶ。
川瀬敏郎氏に師事し、各メディアで作品を発表。
国内以外での展覧会多数。 一方、自身のなげいれの教室を主宰。
ここ数年は、造形作品[sculpture with plants]も制作、発表し、活動の場を、広げている。