2012.11.17

11月の花「白玉椿・蓮の実・木の照り葉・扇の実真弓」

生けた人:鈴木ひろ子 

 

椿は日本産の品種のものだけで2000種類以上あるといわれています。
様々な色や形は、11月から3月頃まで花の少ない季節に私たちを楽しませてくれます。
花には初花、当季、名残りの三つの季節があり、それぞれ生け分けます。

初冬の侘びた中に、笑みを少し見せる白玉椿と、美しき常緑の葉。
新春を慶ぶ席には、堂々としたつややかな緑と大振りな本阿弥椿。
寒い冬を経て、桜を背景に艶めく姿の名残の椿は藪椿。

花が少ない季節だからこそ、生ける側のふところが問われます。

 

花材:白玉椿・蓮の実・木の照り葉・扇の実真弓

花器:伊藤正(岩手県花巻市)火石壺

お花の教室のご案内はこちら

鈴木ひろ子

千葉県出身。子供の頃より茶道、いけばなを学ぶ。
川瀬敏郎氏に師事し、各メディアで作品を発表。
国内以外での展覧会多数。 一方、自身のなげいれの教室を主宰。
ここ数年は、造形作品[sculpture with plants]も制作、発表し、活動の場を、広げている。