2017.12.21
生けた人:鈴木ひろ子
草の季節も終わり照り葉の彩りも終わり、 ひっそりとしている野山の様子は、むしろ自然の強さを感じます。 次の世代の春を待つものに常緑の翌檜を添えて、 繋がって行く自然の営みを生け歳暮の花とします。 師走の気忙しい頃にこそ落ち着いた花が良いのかもしれません。
花材:和蔦、翌檜(あすなろ)、苔生した柿の古木 花器:小野澤弘一「錫彩 壷」
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