2016.12.17
花:鈴木ひろ子、撮影:堀田貞雄
私は、絵を描くような気持ちで花を生けます。 少し彫刻も勉強しましたので、立体を空間に描くような感覚かもしれません。
先ず器があって、花があって、・・・という発想の順番とは逆行しています。 ただし、花は実際にある物ですし、器も、無限ではありません。 花を生ける過程の中で、どう保水するか、器を配置するか、結構知恵が必要です。
それがさりげなく施されていて、絵の邪魔にならない事が大切です。
花材:葉付蝋梅、綿花 背景:麻殖生素子「屏風」
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