2015.1.13
生けた人:鈴木ひろ子
松などの常磐木は洋の東西を問わず、神の宿る木として扱われてきました。お正月に神様をお迎えするに相応しく生けたいものです。綿花は、雪を思わせるように新鮮な白を楽しみます。器が華やかなので、敢えて色は抑えます。流れが直線だけにならないように、有機的な線を意識して松を生け、上向きにはばたくように。
花材:女松、熊笹、綿花
花器:金田恭明「織部釉金銀彩花入」
日本語English