2013.3.1

3月の花「桃 ふきのとう 西洋すみれ」

生けた人:鈴木ひろ子

梅が男性的な線を持つのに対して、桃のそれは女性的といえましょう。

枝をためて姿を変えることも必要ですが、まずは、自然のままの全体の枝の流れを見極めることが大切です。

ためるのは最小限にしたいものです。

 

微笑みのこぼれたようなふきのとう、ちょっぴりすました西洋すみれを、桃の咲く山里を思わせる黄瀬戸の花入れに添えました。

小さいながらも存在感のある花になっています。

花の組み合わせと器との取り合わせによって、詩情ある花の世界を愉しみます。

 

花材:桃、ふきのとう、西洋すみれ

花器:山田和「黄瀬戸花入れ」花器詳細

 

 

鈴木ひろ子

千葉県出身。子供の頃より茶道、いけばなを学ぶ。
川瀬敏郎氏に師事し、各メディアで作品を発表。
国内以外での展覧会多数。 一方、自身のなげいれの教室を主宰。
ここ数年は、造形作品[sculpture with plants]も制作、発表し、活動の場を、広げている。